A. コースⅣの「看護実践事例報告」が、どんな論文を表すかということについては、コースⅠの科目4「看護実践事例の特徴と事例検討の方法」で解説しています。「事例への援助」が含まれているか、「査読のある看護系学会誌」であるかなど、申請書類として提出された論文をみて、審議して判定します。どんな論文がよいかわからず不安な場合は、コースⅠの科目4の受講を推奨します。
A. JSMNCという資格は、個人に与えられるものなので、必ずしも、所属組織の了解を必要としていません。しかし、実際に、JSMNCの資格後に活動していく上では、周囲の理解を得ておくことがのぞましいと考えています。推薦書(様式Ⅰ-4)の記載を依頼するプロセスをとおして、JSMNC資格取得後に、活動できる状況を創っていくという意味と、活動を応援する人を周囲に獲得するという意義があります。ですから、①所属先の上司やさらにその上の上司に相談して、学会認定運動器看護師制度そのものをご理解いただくとともに、申請者の方の今後の活動について、ご支援いただけるかどうか相談の場を持ち、継続的に支援していただける旨が記載された推薦書の作成をお願いする、または②母校の恩師など、申請者のことを個人として応援する考えを持っている方に推薦書の作成のお願いするとよいでしょう。
Q12 書類審査・認定試験に不合格の場合は、何回受験が可能ですか?
A. 育成講座は受講後5年間有効ですので、その間であれば、何度でも受験できます。なお、不合格の場合、育成講座受講報告書(様式Ⅰ-5)等の書類一式をすべて返却いたします。次に申請の際、様式Ⅰ-5はそのままご使用いただけますが、その他の書類は、新たに作成ください。