Q&A

Q1 日本看護協会の認定看護師制度との関連はありますか?

  • A. 本制度は、関連しません。本学会独自の制度です。

Q2 「学会認定運動器看護師」は、日本看護協会の認定看護師に移行する展望はありますか?

  • A. 直接的に移行する展望はありません。
    日本看護協会の認定看護師制度は、「学校」として運営する必要があるため困難です。

Q3 現在は運動器領域で働いていないのですが、申請は可能ですか?

  • A. 運動器に障害を持つ人への看護実践がある方であれば申請可能です。「看護活動実践内容」にその旨が分かるようにご記入下さい。

Q4 書類審査・認定試験の申請時に求められる「運動器領域での実務経験」とは、どのような領域の経験ですか?

  • A. 代表的なものは、整形外科、脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション系の病院・クリニック・専門施設等で看護師として働く経験です。
    申請時に、運動器の障害に関わる領域での実務経験として、職歴に記載があれば、診療科、配置部署、施設種別で限定することはありません。(准看護師としての職歴は含みません)

Q5 准看護師としての実務経験は活かすことができますか?

  • A. 書類審査・認定試験の申請資格には、「看護師としての実務経験が5年以上であること」を求めています。

Q6 会員になってから申請までの期間に規定はありますか?

  • A. 規定はありません。

Q7 育成講座受講のため新規に入会申請を行いましたが、会員番号がまだ発行されていません。育成講座の申し込みには会員番号が必要ですが、会員番号の発行前に育成講座に申し込むことは可能ですか?

  • A. 育成講座申し込み用紙の会員番号欄に「申請中」と記載していただければお申し込みを受理します。ただし、育成講座受講開始前に入会手続きが完了していない場合、育成講座は受講できないのでご注意ください。入会申し込みについては、入会案内をご確認ください。

Q8 育成講座は、バラバラに受講しても有効でしょうか。また、その場合、その有効期限は何年間でしょうか?

  • A. 各コースを数年かけて受講していただくことも可能です。育成講座の有効期限は、5年です。

Q9 育成講座の有効期限は5年とありますが、どのように数えればよいですか?

  • A. 育成講座のコースⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳを別々の年度で受講する方もおられますが、どのコースも、コースごとに5年間有効になります。
    たとえば、2019年度にコースⅢを受講された方のコースⅢの有効期間は、2024年に行われる第11回書類審査・認定試験までです。下表をご参照ください。
育成講座の受験年有効期限最終の書類審査・認定試験(実施年)
2019年第11回書類審査・認定試験(2024年)
2020年第12回書類審査・認定試験(2025年)
2021年第13回書類審査・認定試験(2026年)
2022年第14回書類審査・認定試験(2027年)

Q10 手引き表2をみると、査読のある看護系学会誌での「事例への援助」が内容に含まれている掲載論文であれば、以前にまとめた論文を送付することで、コースⅣの受講ポイントとして認められる可能性があるようですが、どんな論文だとよいですか?

  • A. コースⅣの「看護実践事例報告」が、どんな論文を表すかということについては、コースⅠの科目4「看護実践事例の特徴と事例検討の方法」で解説しています。「事例への援助」が含まれているか、「査読のある看護系学会誌」であるかなど、申請書類として提出された論文をみて、審議して判定します。どんな論文がよいかわからず不安な場合は、コースⅠの科目4の受講を推奨します。

Q11 勤務先の所属変更や休職中のため、書類審査・認定試験の申請で提出する推薦書(様式Ⅰ-4)の記載をお願いできる人がみつからない場合はどのようにすればよいですか?

  • A. JSMNCという資格は、個人に与えられるものなので、必ずしも、所属組織の了解を必要としていません。しかし、実際に、JSMNCの資格後に活動していく上では、周囲の理解を得ておくことがのぞましいと考えています。推薦書(様式Ⅰ-4)の記載を依頼するプロセスをとおして、JSMNC資格取得後に、活動できる状況を創っていくという意味と、活動を応援する人を周囲に獲得するという意義があります。ですから、①所属先の上司やさらにその上の上司に相談して、学会認定運動器看護師制度そのものをご理解いただくとともに、申請者の方の今後の活動について、ご支援いただけるかどうか相談の場を持ち、継続的に支援していただける旨が記載された推薦書の作成をお願いする、または②母校の恩師など、申請者のことを個人として応援する考えを持っている方に推薦書の作成のお願いするとよいでしょう。

Q12 書類審査・認定試験に不合格の場合は、何回受験が可能ですか?

  • A. 育成講座は受講後5年間有効ですので、その間であれば、何度でも受験できます。なお、不合格の場合、育成講座受講報告書(様式Ⅰ-5)等の書類一式をすべて返却いたします。次に申請の際、様式Ⅰ-5はそのままご使用いただけますが、その他の書類は、新たに作成ください。

Q13 書類審査・認定試験で不合格になってしまいましたが、もう一度、育成講座を受講する必要がありますか?

  • A. 育成講座は、試験範囲を示すものではなく、自己学修の示唆になる情報を集約しているものであり、有効年限は5年間ですので、申請資格取得のために受講する必要はありません。複数回受験して合格された方もおられます。ただし、自己研さんのために複数回受講することを拒むものでもありません。

Q14 押印のある学会参加証を紛失しましたが、受講ポイントが認められる方法がありますか?

  • A. 学術集会の教育講演等の参加を育成講座コースⅡの該当ポイントとして認めるには、押印のある学会参加証の添付が不可欠です。学会当日に控えなどをとっていませんので、認める方法はありません。大切に保管ください。なお地区研修等の受講証明も同様です。

Q15 JSMNC取得者ですが、更新手続きについてはどうすればよいですか?

  • A. 更新は5年ごとで、更新スケジュールは、下表のようになります。現在、詳細な手続きについて委員会で検討中ですので、更新申請に必要なポイントを証明できるような書類や記録を保管しておいてください。
取得年(通称 JSMNC〇期)JSMNC番号更新手続き年
2013(JSMNC 1期)2013001~2023年
2018(JSMNC 6期)2018001~2023年
2014(JSMNC 2期)2014001~2024年
2019(JSMNC 7期)2019001~2024年